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経験談02|埼玉県さいたま市

  • 2025年12月14日
  • 読了時間: 7分

更新日:1月15日


いじめ重大事態になり、現在、教頭が調査・調査報告書を作成し「問題があれば第三者委員会を立ち上げる」との説明を受けていらっしゃいます。聞き取りは加害児童のみで被害児童には行わないとのこと。明らかにいじめの法、重大事態のガイドライン違反です。――


私は、子どもが小学校4年の時、加害児童からいじめられているところを見ました。

私が注意をしたところ、加害児童たちは笑いながら

「親に言いたければ言えばいい。言われ慣れてるから大丈夫だ」と言い、開き直っていました。

いじめの内容は

  • 休み時間にドッジボールで複数児童対、被害児童一人

皆からボールをぶつけられる。

  • 加害児童がわざとぶつかって来て、被害児童に「謝れ」と、他の児童も巻き込んでしつこく言ってくる。被害児童が謝るように仕向けることが日常だった。

  • クラス内で悪口を言いふらされ、孤立を促す。

  • ノートに「バカ」と書かれる。鉛筆を折られる。消しゴムを粉々にされる。

  • 筆箱を壊したと加害児童から虚偽発言で犯人にされる。

など、加害児童6人はいじめの計画を立て、被害児童に対し数々のいじめ行為を行いました。


学校の対応

  • 担任「じゃれ合いだと思っていた」

「加害児童に悪意はない」「気にしすぎ」「いじめではない」「加害児童は泣いて反省している」などいじめを軽視する発言をされる

「被害児童にも悪いところがあるから、直す努力をさせて下さい。こんなことでわざわざ親が連絡してこないで、もう高学年になるのだから自分で解決するように努力が必要です。」⇐後日、発言撤回の連絡あり

  • 学年主任「“事実”に基づいてしか、学校は動けません」

⇐後に、「“事実”とは加害児童の発言に基づいたものだった、誤解を生んでしまった。認識を改めます。」と書面にて回答。

加害児童は話が上手く、それに対し被害児童は上手く説明が出来なかったため、先生は加害児童の話を信じました。

後に「謝罪の会」が行われ、長い間いじめがあったことが分かりましたが、担任と学年主任は「加害児童が泣いて謝ったから」と被害児童に「いじめを許すように」言い、保護者らに「解決しました」と連絡していました。

私たちはこれをきっかけにいじめがなくなれば良いと考え、子ども自身もそれ以上は求めていませんでしたが、結局いじめはなくならず、続きました。


加害児童の保護者から「うちの子がいじめられている」と言われ、

被害児童が別室で取り調べを受けました。

10月に学校に相談してから翌年3月まで「子供同士のトラブル」として

いじめ調査委員会は設置されませんでした。

2月に子どもが「いじめの事実を書いた紙を撒いて、学校の4階から飛び降りる。

ニュースになれば調べてもらえる。だから死にたい。」と訴えました。

子どもは限界を超えていました。その時のことを思うと今でも胸が苦しくなります。

それ以来、私の子どもは不登校になってしまいました。

私が希望していた加害児童の保護者6名との面談がやっと認められましたが(うち、1名からは拒否されました。)

校長は私に“一切反論せずに聞くだけ”という条件を出しました。

加害児童の保護者は「自分の子供の言い分が全て正しい」「被害児童はいじめられて当たり前」などと言い、誰一人として謝罪はありませんでした。

同席していた校長は被害児童がいじめられていることを認知していたにもかかわらず、何も言ってくれませんでした。

その後、校長からは「いじめは止められません。無理です」と言われたため、

教育委員会に相談しました。

「対応、対策をしていただけないのであれば、他の学校で舘岩にも参加させたい、越境させてほしい」と伝えましたが、教育委員会から「是非、今の学校で。きちんと対策しますので。」と言われました。

赴任してきた校長、教頭からも責任をもってやりますと言われ、信じるしかありませんでした。


5年生になり、加害児童とは別のクラスになり、私は子どもの登下校に付き添いました。

しかし、その後も学校、教育委員会は噓をつき、約束を守りませんでした。

加害児童が放送委員だったため、校内放送から聞こえてくる加害児童の声を聴くことが精神的に難しい状況だったため、担任に訴えましたが「仕方のないこと」として取り合ってもらえませんでした。その出来事をきっかけに、6月から学校に行けなくなりました。

私は、子どもに症状があるのでその症状が改善されるまで、加害児童の校内放送について、被害児童への配慮の相談をしましたが、学校は、放送は止められないとのことでした。

被害児童に対し、耳栓やヘッドフォンをさせるなどの対策をするように言われ、

「放送は加害児童の当然の権利と主張」「診断書があれば加害児童保護者にお願いして判断を委ねることは出来る。」と学校、教育委員会から言われたため、私は子どもの診断書を提出しました。

学校から「加害児童の保護者にお願いし、前向きに検討した結果、放送を止めることは出来ない」と拒否されてしまいました。

その後、教頭から「加害児童と先生とで三者面談をして、君が直接、加害児童に“放送をやめるように”頼んでみよう。」と言われ、絶望し

自宅で1時間ほど壁に頭をぶつけて「僕は死ぬしかない」と言い、騒ぎました。

その後、学校から登校するための提案がありましたが、子どもは学校を信用することができず拒否しています。

学習保障は1年間で4回(1回45分)だけでした。

オンライン授業の提案がありましたが、環境が整わず難しいため受けられていません。


いじめ重大事態の書面を6月に提出、いじめの概要を調べたところ約40件ありました。

7月には学校、教育委員会から20件しか認められないと言われています。

いじめの重大事態になりましたが、第三者委員会の説明はありませんでした。

加害児童6名の聞き取りは夏休み頃に行われましたが、被害児童への聞き取りは

「病状を考えて、聞き取りしません」と言われてしまい、私が付き添うと言ったにもかかわらず、未だ行われていません。

調査は教頭が行っているため、教育委員会に公平平等に調査していただける方にしてほしいと依頼しましたが、「教頭がやります」「教頭が調査報告書を作成します」と言われ、こちらの意向を聞いていただけませんでした。

また「先に教頭が調査し、問題が生じた場合、第三者委員会が立ち上がります。」と言われ、私は「それだと時間がかかり子どもは中学生になってしまい、調査結果だけで終わってしまう」と訴えましたが、それでも教頭が調査を行っている状況にあります。

いじめ重大事態は各学校ごとで処理され、学校同士の情報共有はされていません。

教育委員会は全体を把握していますが、全く活用はしていません。

私はそれが問題だと思っています。


子どもは私に「いつ学校に行けるの?普通に学校に行きたい。」と何度も言っていました。学校からは被害側が我慢する対策しかしてもらえませんでした。

また、子ども自身が教育長に直接「学校に行きたい。行けるようにしてもらえないから助けてほしい」と訴えたことで、越境が認められました。

しかし越境についても「現在の子どもの症状について配慮してもらえるのか、受け入れ可能な学校を知りたい」「安心安全に通えるのか校長先生に相談したい」とお願いしましたが、教育委員会から「紹介はしていない。説明せずに黙って転校すれば良い」と心無い言葉を言われました。

現在、子どもが安心安全に通える学校を探しているところです。

加害児童たちは変わらず、学校に通い、なぜ被害児童が転校しなければならないのかとても理不尽だと思います。

学校、教育委員会はいじめ重大事態のガイドラインを無視して調査を行っています。

いじめさえなければ子どもは学校に行きたかったのです。

学校、教育委員会も被害児童に寄り添うことはなく、私たちは今もとてもつらい気持ちでおります。

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