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2026.1.17|野本れいこ 埼玉県議会議員と面談

  • 1月17日
  • 読了時間: 4分

更新日:2月2日

このたび、埼⽟県議会議員の野本れいこ議員と⾯談の機会をいただき、いじめ被害および不登校に関する現状、ならびに私たちの会の取り組みについてお話をさせていただきました。

野本議員には、⼦どもたちへの多様な教育環境の整備、学校給⾷の無償化、不登校の⼦どもたちへの⽀援(不登校特例校の設置)などを掲げ、⼦どもたちの学びと⽣活を守る取り組みを続けておられます。


1.会員様の現状について共有しました

⾯談では、会員様が直⾯している状況について、できる範囲で具体的にお伝えしました。

特に、いじめ被害が原因で不登校となっていること、学校や教育委員会への相談を⾏っているものの対応が⼗分とはいえないこと、また不登校によって学習の保障が受けられず、学習の遅れが⽣じている現状についてお話しました。


さらに、学習の遅れや学校⽣活への不安が重なり、転校や新たな学びの場への移⾏が簡単ではないという困難も共有しました。


野本議員は終始とても親⾝に⽿を傾けてくださり、会員様とともに複数の解決の道筋を考えながら、さまざまな⽅法を提⽰してくださいました。

そして「何とかします」と⼒強く⾔葉をかけてくださったことは、当事者にとって⼤きな⽀えとなりました。


2.会の取り組みについてお伝えしました

続いて、私たちの会が⾏っている取り組みについて説明しました。


  • いじめ被害に関する相談の受け⽌め

  • いじめ被害者が孤⽴しないためのつながりづくり

  • いじめ被害の内容を整理・集計し、課題を“⾒える化”する活動

  • 制度や対応の改善につながるよう、⾏政・関係機関への働きかけを検討していること


また、今後に向けた活動として、第三者委員会のあり⽅について学ぶこと、そして専⾨の講師を招いた講演会・学習会の開催を予定していることもお伝えしました。


3.⾯談で共有した「いじめ対策の構造的課題」

今回の⾯談では、私たちがまとめた資料として、いじめ対策における構造的課題(要約)もお渡しし、内容を説明しました。


多くの事例に共通して⾒られる課題として、

  • 初動対応が遅れやすいこと

  • 事実確認が不⼗分になりやすいこと

  • 被害者保護が徹底されないこと

  • 加害⾏為の停⽌・指導が弱くなりがちなこと

  • 「いじめ解消」の判断が適切に運⽤されないこと

  • 重⼤事態認識の遅れや回避が⽣じること

  • 調査主体の独⽴性・公正性不⾜

  • 記録管理や説明責任が不⼗分となること


などがあり、これらは個別の問題ではなく、制度運⽤や現場の構造として繰り返されている可能性があることを共有しました。

私たちは総括として、「被害者を守り切る」という原則が、初動・調査・指導・記録の各段階で制度的に機能していないという点を、最⼤の課題としてお伝えしました。


4.県議会へつなげるために、ご協⼒をお願いしました

今回の⾯談では、単に現状を報告するだけでなく、今後の改善につなげるために、県議会の場で課題として取り上げていただくことについても相談させていただきました。


私たちとしては、県議会での議論につながる形で、

  • 不登校になった⼦どもへの学習保障(学ぶ権利)

  • いじめ被害後の転校・進学・受け⼊れの課題

  • 「重⼤事態」認定の適正運⽤

  • 第三者性のある調査体制

  • 被害者保護を中⼼に据えた対応


などが、今後前向きに改善されることを願っております。

そのために、野本議員に引き続きご助⼒をお願いしたい旨をお伝えしました。


5.最後に

今回の⾯談を通じて、当事者が抱える苦しさや不安に対し、議員が現実の声として受け⽌め、共に解決策を考えようとしてくださることの⼤切さを改めて感じました。

野本れいこ議員には、ご多忙のなか貴重なお時間をいただきましたこと、そして丁寧にご対応いただきましたことに⼼より感謝申し上げます。

私たちの会はこれからも、⼦どもたちが安全に学び、安⼼して⽣活できる環境を守るために、声を集め、学びを深め、必要な提案を積み重ねてまいります。

埼玉県議会議員 野本れいこ氏
埼玉県議会議員 野本れいこ氏

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